Any::p

xtalの全てのオブジェクトの基底クラスは「Any」という名前です。他の言語では大抵「Object」ですが、xtalはタイプ数の関係でAnyに決めました。

Anyには「p」というメソッドが定義されています。Rubyのpと同じように、主にデバッグ用途にオブジェクトを文字列としてprintします。

Rubyのpは関数的に使いますが、xtalのpはメソッド的に使います。
pは次のように定義されています。

Any::p: method(){
  println(this.to_s); // 文字列化して出力
  return this; // 自分自身を返す
}

見ての通り、pは自分自身を返すので

value.to_a.p.each{} 

のように、間に挟んで値のチェックをすることが出来ます。